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WORLD'S FINEST COMICS(1941-1986) #302

 

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"EVEN A LONER NEEDS A FRIEND, SOMETIMES…"

BATMAN

 

issueナンバー

WORLD'S FINEST COMICS #302

"NO REST FOR HEROES !"

www.comixology.com

あらすじ

バッツ「ひとり飯しておうち帰ろっかなryスプス「バットマンとごはん食べてこ~~~~~!!!!!」

 

続きから内容メモです

 

 

君と仲良くなりたい

 

ある日のことです。ジャスティスリーグアウトサイダーズ。二つのグループのヒーロー達は、活動を終えてそれぞれの帰るべき場所へと去っていくところでした。

それを地上に残って見上げる二人のヒーローは、バットマンとスーパーマン

 

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スプス「ジャスティスリーグアウトサイダーズはいい連携を取れるようになってきたと思わないか?今ではむしろチームを解体する方がマイナスになるんじゃないかな」

バッツ「どちらとも言えないな。それぞれの行くべき道に従うのが最良だろう」

 

成長を続ける仲間のヒーローたちをしばらく思いやってから、バットマンは「ところで」と話を変えました。

 

バッツ「君はどうか知らないが、私は空腹で喉も渇いている。どこかで少し休んで、それからゴッサムに戻るよ」

 

それに対してスーパーマン

「それいいね〜!僕も行く!」

と持ち前の気さくさで勝手に同伴を決めてきました。え・・・来るの・・・?コミュ障気味のバットマンが何も言わないうちに、スーパーヴィジョンで食堂まで見つけてくれます。

 

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スプス「いい場所があるね。まあ君があまり細かいこと気にしなければ、だけど」

 スプスが見つけ、バッツを伴って向かった食堂は、明らかに柄の悪い連中の溜まり場になっているパブでした。

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こんな感じ

 

 

 

店に入ったスプスは手近な席の人へ「すみません。ここに座ってもいいですか?」と声をかけますが、突然現れたスーパーヒーローにびっくりしたモブたちは一目散に逃げてしまいます。

それを見て「変なの・・・”すみません”、と言っただけなのに・・・」と不思議そうなスプス。かわいい。

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そしてそれに対して「変じゃない。”悪しき者は追うものもないのに逃げる”と言うだろう」と真面目に微妙にずれたフォローをいれるバッツ。とてもかわいい

 

とにかく席は確保できたので、二人は早速、店員を呼んで注文をします。

 

スプス「なんでもいいので、一番早く作ってもらえて、すぐ食べれるものをください」

バッツ「ん・・・だがまずは・・・」

スプス「あと僕にはミルクをください」

バッツ「あー・・・うー・・・私にもミルクを」

 

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意外と男前にぐいぐい注文するスプスと、意外とおどおどしているバッツ。座り方にも性格の違いがでてますね。

 

周囲のチンピラたちは突然場末のパブに現れたヒーローたちに対して、段々落ち着きを失い始めました。

二人をよく知らないらしい男は彼らのコスチューム姿をあざ笑い、知っている者は怯えて震えています。

 

そんな周囲のざわめきの中、当の本人たちは完全シカト状態で、料理を待ちつつのんびり会話を交えます。

 

バッツ「その・・・なぜまっすぐメトロポリスに戻らなかったんだ?」

スプス「ん?・・・君だってたまには人とこういう時間とるのもさ、嫌いじゃないと思ったんだけど?」

 

スプスの優しい言葉に少し俯いたバットマンは、意外と素直にそれを認めます。

 

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バッツ「ああ・・・そうだな。・・・孤独なばかりの人間にも、時に友達は必要だ」

スプス「わかるよ」

 

二人の偉大なヒーローが珍しく自分たちの素直な気持ちを吐露し、思いやってその手に手を伸ばして触れ合っていると・・・・・・

 

モブA「こいつらがスーパーヒーロー??ありえねえよ。きっとスーパーマン4の映画撮影の連中さ」

モブB「は!見ろよあれ。お優しいこって。俺の知ってるヒーローはあんなナンパなこたあしねえぜ?」

 

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モブたちの台詞に、一瞬顔つきが変わるスプス。でもそれだけ。特に何も言いませんし動きません。それが逆に怖い

 

二人の空気が少し変化したことに気づかないモブ達の間で、ついに彼らが本物か偽物かで賭事が始まる始末。

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「スーパーマンバットマン!ありゃ本物だよ!」

「俺があいつらのケツをハリウッドに蹴り飛ばすまで、自分の掛け金の心配をしてな!」

 

そう言って勇ましいアホ達が、会話を続ける二人のところへずかずかと歩み寄ってきます。

 

バッツ「我々の選んだ生き方は周囲から敬意を、時に畏敬を得た・・・だが友と呼べる相手となると・・・」

スプス「だからこそだ。我々が近しい間柄となり、友と呼びあう関係を築くことこそ、一層重要だとは思わないか?」

バッツ「そうだな・・・、・・・ところで我々のミルクはまだなのか?」

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注文してからどんだけ経ってると思ってんの!と言わんばかりにバッツがプリプリすると…

モブA「ミルクは忘れな!代わりに俺がもっとキツいもんをあんたに奢ってやるからよお?」

モブB「いやはや・・・こりゃまたお綺麗なケープだねえ、お嬢ちゃん」

 

二人を取り囲んだモブの一人がバッツに喧嘩を売り、もう一人はスプスのケープの端を触りながら揶揄ってきます。

そこまで迫られて、漸くバッツが反応を返します。

 

バッツ「我々は今、プライベートな談義をしている。二人だけにしてほしいんだが。さもないと・・・」

モブA「いいや、この方が楽しいだろ?」

 

そう言って殴りかかってきたモブの拳はバットマンに当たり

 

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 当たり…

 

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ませんでした。

あ、スーちゃんちょっと笑ってる

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バッツ「我々は大半の時間を戦いに投じている。一緒にいたり、歓談を楽しむ時間をなかなかとれないんだ。邪魔をしないでもらいたい」

スプス「それな」

 

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また別の一人がバットマンの背後に忍び寄りますがこれもほいほい撃退。

スプスもスプスで、直接手は出さないまでも、確かにこんな外部の介入で邪魔されんのやだね〜〜とのほほんと文句を言ったり。

 

あまりに喧しい外野に堪忍袋の緒が切れて、ついにバットマンがイスから立ち上がります(そして投げつけられたナイフをスマート回避)

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バッツ「この店のサービスは悪すぎる。それに雰囲気も良くない」

 

ミルクもこないしね・・・。ていうかおなかもすいてるんだったねバッツは・・・。

 

バッツ「チップも払う気にならないな」

 

投げつけられたナイフを投げ返し、バットマンは席を立って出口へ向かいます。スプスも立ち上がりそれに続きます。

 

スプス「本当だね。あ、そこの君。今伸びてる彼らが起きたら、賭けは自分の勝ちだって言うといいよ」

 

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二人が本物である方に賭けていた男へそう告げながら、彼らの賭け金をヒートヴィジョンで溶かすそれなりにヤクザなスプス

 

連れだって店を出ながら、二人はこれからどうするかを話しています。

 

スプス「ねえ、アルフレッドに遅めのブランチを用意してくれるよう頼める?」

バッツ「もちろんだよ、スーパーマン

 

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結論

やっぱ宅飲みが一番!!!!!

 

 

 

かんそう

・一応メインストーリーの延長ではあるものの(最初のジャスティスリーグアウトサイダーズの部分とか)、これはWORLD'S FINESTの本編ではなくおまけマンガみたいな位置づけっぽいです。

 

・でもこの頃(80年代くらい?)のスーパーマンバットマンは普通に「ぼくら、おともだちですし!!」っていうのを隠す気もない感じがあってすごく新鮮。

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こんな風に、ケガの手当後、コーヒー一緒に飲んだりする話もある…

 

・意見がぶつかって「きえーーーー!!(#^ω^)(^ω^#)」と喧嘩するパターンより、どっちかがピンチになったのをどっちかが一生懸命助けるっていう本編パターンも多いので、二人が好きな人にはメインストーリーもとてもおすすめです。

 

・最近のスプスとバッツと少し性格に違いがあるのも面白い。今はガチガチに意志が硬いバッツに比べ、この頃のバッツは若干ふわふわしてる気がします。逆にスプスが結構オラオラみが強いような。

 

・スプスの選んだパブの物騒さがちょっと意外・・・。スプスの方がこういう場所を避けたりしそうだと勝手に思ってた。まあトラブルに巻き込まれてもスプスなら問題ないので、この時代のスプスは危機意識がなくてこういう点にはけろっとしてるのかも・・・

 

・なんで自分について食事に来たのか素直に聞いてしまうバットマンが本当にかわいい。自分に付いてきてくれるスプスをずっと不思議に思ってたんだろうか。かわいいがすぎる・・・かわいいがすぎるぞ・・・。それに対するスプスのイケメン満点な答えもさすがスーパーマンとしか言えませんでした・・・。

 

・全体的にかわいいがすぎる

 

 

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